by Ken Usui | Feb 24, 2026 | Article
Physio Academia: Evidence-Based Article エビデンス vs. 臨床経験 ― 科学的根拠と臨床経験、その正しい使い分け ― 医療やリハビリの世界では、「エビデンスに基づいた治療(Evidence-Based Practice)」が強く求められる時代になりました。論文を読み、ガイドラインに従い、レベルの高い研究結果をもとに介入を選択する——これは間違いなく、現代医療の大きな進歩です。 しかし一方で、臨床現場ではこんな疑問も生まれています。...
by Ken Usui | Feb 10, 2026 | Article
Physio Academia: Evidence-Based Article X線・MRIは何を教えてくれるのか? ― 画像診断を「信じすぎない」ためのリハビリ思考 ― 病院でX線やMRIを撮り、医師から「骨と骨の隙間が狭いですね」「いわゆる bone on bone です」と言われた瞬間、多くの人はこう感じます。 「この画像が、今の痛みの原因なんだ…」 そして、その前提のまま治療やリハビリが始まります。ところが、数週間、時には数か月経っても症状が改善しない。このようなケースは、臨床現場では決して珍しくありません。...
by Ken Usui | Jan 27, 2026 | Article
Physio Academia: Evidence-Based Article リハビリテーションにおける「痛み」の正しい考え方 ― 良い痛みと、避けるべき痛みをどう見極めるのか ― 「痛みがある=ダメなこと」そう思ってリハビリに不安を感じる人は少なくありません。 一方で、フィットネスやスポーツの世界では“No Pain, No Gain” という言葉が今も根強く使われています。 では、リハビリテーションではどうでしょうか? 答えはシンプルです。「No Pain, No...
by Ken Usui | Jan 13, 2026 | Article
Physio Academia: Evidence-Based Article ITバンドは本当に伸びるのか? アスリートが知っておくべきITバンドストレッチの科学 はじめに|「外ももが張る=ITバンドを伸ばす」は正しいのか? ランナーやサイクリスト、フィールドスポーツの選手が外ももの張りや膝外側の痛みを感じたとき、真っ先に行うのが「ITバンドストレッチ」やフォームローリングです。 しかし近年、研究が示しているのは『ITバンドそのものは、筋肉のように簡単に伸びる組織ではない』という事実です。 では、...
by Ken Usui | Dec 30, 2025 | Article
Physio Academia: Evidence-Based Article 神経フロッシング(Nerve Flossing)は本当に効くのか? エビデンス・リスク・スポーツ現場での正しい使い方 痛みやしびれを訴える選手に対し、「神経を優しく動かすだけで症状が軽減する」そんなアプローチを見たことはありませんか? 神経フロッシング(Nerve...
by Ken Usui | Dec 9, 2025 | Article
Physio Academia: Evidence-Based Article サイクリストがハムストリングをケアすべき科学的理由 〜“忘れられたエンジン”がパフォーマンスを左右する〜 ロードバイク人口が急増する一方で、股関節・膝・腰の痛みなど、サイクリスト特有のオーバーユース障害も増えています。多くの人が四頭筋・殿筋・ふくらはぎばかりに注意を向けますが、実は パフォーマンスと快適性を支える最重要筋 が “ハムストリング” です。...